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「金剛夜叉明王」とわたしの「姿勢」

☆津田修身不動産鑑定士顧問の「不動産イロハ講座」は、次のステップ、実戦編へと確実に進んでまいります。
 そこで、津田修身不動産鑑定士顧問関連の「過去記事」を新しい順に掲載いたしますね。

         ◎師のあることのありがたさ♪

         ◎不動産イロハ講座 ・ 課外授業2

         ◎不動産イロハ講座 ・ 課外授業1

         ◎不動産イロハ講座 ・ その後

         ◎姿勢を正す。

         ◎竹内街道の元旅籠「柳家」をたずねて

         ◎不動産のイロハ基礎講座♪

 この中で、「不動産鑑定」のノウハウや技術そのものでない、精神性といいますか、教え、思想という部分で、姿勢を正す。ということを、常々、機会がある度に、それはどういう意味か、考えてまいりました。

 できれば、記事にさせていただき、不動産鑑定士を目指される若手の方のみならず、不動産業に従事される方々にも参考になるように…。と、お願いしていましたぁ。

 ようやく実戦編に入り、少しは、「なるほどぉ~」と、垣間見れる状態になってきましたので、津田顧問の「姿勢」という言葉に集約される深い意味合いの「記事」を書いていただけることになり、京都の東寺へ取材してまいりました。 (8月5日)


☆「金剛夜叉明王」とわたしの「姿勢」


Rimg002622 京都・東寺の講堂で、仏教の守護神、五大明王の一角をしめる金剛夜叉明王に出会ってからもう10年近くになります。
 
 ささやかながらも不動産鑑定に携わるものとして、この仏像との出会いは運命的な(と自分では思っている)ものでした。



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  三面六臂五眼(さんめんろっぴごがん)-3つの顔、6本の手、5つの眼-のその憤怒の表情と手に把持する武具、射抜くような眼。折から還暦を前に、己を厳しく律し、微力ながらも自己に蔵するものを生かして世に奉じていければと願っていた身としては、このときまさにこれだと叫んだのでした。




Rimg0027 とりわけ唸ったのは正面の顔の5つの眼でした。眉間に1つ、眉下に2対、その下の方の1対は嘘を見抜くとされているものでした。後に「五眼」はこの仏像だけであることがわかりました。




 物言わぬ不動産に対峙するとき、どのような場合でも、わたしは常々「正見」(しょうけん)を心がけております。不動産には虚実入り混じった事情や人間側のさまざまな欲得、偏見、感情がつきまとっています。虚心坦懐にまっすぐに相対するとき、はじめてその実像を捉えることができると思っています。
 
 金剛夜叉明王に接して以来、あらためて「正見」の大切さを認識する昨今であります。これを基本姿勢としてこれからも貫いて行くつもりでありますし、この結果としてなにかが残せればまた望外の喜びであります。
                
                        不動産鑑定士  津田修身拝

※金剛夜叉明王の掲載写真は、「東寺の明王像」東寺宝物館のP26~27より、複写掲載したもの。(現地の仏像等の撮影は禁止)

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 なるほP1010359どぉ~。こ ういうことだったのですかぁ~。 「金剛夜叉明王」の視点、姿勢があり、深遠なる仏法の心の統御法と言われる八正道の「正見」で、不動産の案件を正しく見ていらっしゃったんですねぇ~。(ここは、妥協のないくらい非常に厳しい見方をされます) 

 本当にこれは大事ですよねぇ。 とむすけの経験則でも、財産や不動産に心囚われた方とそうでない方の差も、恐ろしいくらい実に実に大きいものがありますからねぇ。

 いつもとは違った、いい意味のでの緊張感ある取材をさせていただけました。 心より感謝いたします。m(_ _)m
  


   

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